3月の首都圏中古一戸建て住宅価格は、前月比+2.6%の3,337万円と4ヵ月ぶりに反転上昇しました。都県別に見ると東京都は+12.2%の5,388万円と4ヵ月ぶりに大きく反転上昇しました。神奈川県は-5.0%の3,426万円と3ヵ月ぶりに反転下落。千葉県は+4.0%の2,225万円と反転上昇。埼玉県は-0.1%の2,463万円と反転下落しました。3月は前月と打って変わって反転上昇傾向となり、特に東京都と千葉県で大きく上昇しました。同月の新築一戸建て価格と全く異なる動きとなっています。
近畿圏(2府4県)の平均価格は前月比+4.0%の2,615万円と反転上昇しました。主要府県では、大阪府は+4.0%の2,759万円と反転上昇しました。兵庫県は-1.6%の2,507万円と2ヵ月連続で下落となりました。京都府は+8.1%の3,578万円と大きく反転上昇しました。 3月は近畿主要3府県のうち兵庫県のみ下落し、大阪府と京都府では大きく上昇しました。2月は弱含んだが3月は一気に回復基調に転じました。
愛知県の平均価格は-1.7%の2,765万円と反転下落しました。中部圏(4県)全体では-4.0%の2,292万円と3ヵ月ぶりに反転下落となりました。
福岡県の平均価格は-2.6%の2,073万円と2ヵ月連続下落となりました。前年同月比も-7.2%と1年前の価格と比べマイナスとなっています。